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業界を変革し
顧客も社員も幸せにする
会社を目指して

Kazuhito Kojima 小島一仁

株式会社こだわり 代表取締役

IT業界を変革するため選んだ創業

私は学生時代にアルバイトを通じて、ビジネスの第一線で活躍する経営者と接する経験をしました。その方々は決められた枠組みにとらわれず、日本の社会や自身が働く業界の未来のために人生をかけていました。世の中を変革しようと挑戦している方々の視座の高さ、視野の広さ、そして人としての魅力に触れたことが、私が起業を決意する原体験となりました。

会社員時代はITエンジニアの派遣事業に10年間携わり、東京、大阪、名古屋、海外での拠点立ち上げやM&Aを経験しました。それぞれ短期で黒字化することができ、エンジニア1100名が稼動する体制を責任者として牽引しました。とにかく20代の頃は誰にも負けたくない、絶対に自分が担当する事業や拠点をトップにするという思いで仕事に打ち込んでいました。その甲斐もあって、IT業界のことを熟知するまでになることができ、自分が一番価値貢献できる、恩返しできる業界であるIT業界の課題を解決するために、株式会社こだわりを創業しました。急速な少子高齢化によってさらに加速するエンジニア不足を解決していくことを目指し、エンジニアの育成や活躍の場の拡大に取り組み続けています。

生まれや環境に縛られない世界へ

こだわりが実現したい大きな目標の一つが、生まれた場所や置かれている環境で人生が左右される世の中を変えることです。前職では日本全国から海外までさまざまな地域で拠点を立ち上げました。その経験を通じて、当事者が生計を成す場所で人生が決まる構造に違和感を覚えました。地方の経済は東京から10年以上遅れており、ビジネス構造や得られる収入が低い、一方で東京は新しく、物の値段や所得も高い。しかし働く人々の資質が大きく違うわけではありません。それに気づかれていない現状を変えたいと思っています。

地方で非トレンドの技術を用いて働かざるを得ないエンジニアをはじめ、出産をして現場から退いてしまった女性エンジニア、定年という制度により仕事を離れてしまった優秀なシニアエンジニア、国籍だけが理由で低い給与で働く外国籍のエンジニア。このような方々が置かれている状況を変え、どこに住んでいても、生まれや置かれた環境がどのようなものでもエンジニアとして活躍できる社会を実現したい。それがこだわりの事業が目指す目標です。これらの課題を解決するためには多くの困難が伴いますが、それを実現することがこだわりの使命であると考えています。

追求するのは顧客と従業員の満足度

こだわりが事業として重視している指標は、顧客満足度と従業員満足度です。「カチ(価値・勝ち)にこだわる」を経営理念として掲げている通り、私たちは他社に負けない、勝ちにこだわった結果を追求します。そのために顧客の課題解決に徹底的にこだわった付加価値の高い提案やサービス提供を行っています。その結果として付加価値や高い利益をもたらすプロジェクトを任せていただくことができ、社員の成長や幸せにも繋げていくことができると考えています。2025年現在、新卒社員を採用し始めて3年目になりますが、新卒社員のほとんどをプロジェクトにアサインすることができています。これはこだわりのエンジニアが現場で信頼を獲得してくれている証拠であり、こだわりのエンジニアたちのリーダーシップがお客様から必要とされている手応えを得られています。

多くのお客様から信頼を得られることで、多様な成長機会や働き方をエンジニアに提供できるようになっていきます。高い給与を求める人、高め合える仲間を求める人、自己成長を求める人と志向性も多様化しています。その思いに応え続け、お客様だけでなく社員も幸せにできる会社であることをこだわりは追求していきます。